NetlifyDNSの利用と独自ドメインの設定
2020-06-11
(LastUpdated: 2020-06-11)
このブログはNetlifyでホスティングをしています。
公開に際して、まずはドメインの取得です。 いつもどおりムームードメインで、独自ドメインを取得。
Netlifyでの独自ドメインの設定は、非常に簡単。 「Domain Management」というページで順に設定していけばOKです。
さて、設定途中で気になったのは、Netlify DNSという項目。 どうやら、Netlifyが用意したDNSを、使わせてもらえるようですよ。
Netlify DNS
通常であれば、ドメインの設定の通りにムームーの管理画面とNetlifyの画面で設定を完了すればOKです。 DNSもムームーのものを使えばドメイン設定は完了です。
しかし、netlifyには専用のDNSを利用することができます。 これにはどんな意味があるのでしょうか。 導入のメリットとしてはこんな風に書かれています。
最高のパフォーマンスを確実に得るには、Netlifyの高性能のマネージドDNSサービスを使用してください。 ALIASまたはCNAMEレコードについて心配する必要はなく、ブランチサブドメインを簡単に有効にします
これは期待ができそうですね。
ブランチサブドメインがなんなのかは調べていません。 また必要になった時に調べたいと思います。
次に、公式のドキュメントのNetlifyDNSの概要を見てみましょう。
Netlifyは、DNS管理を処理するオプションを提供します。 これにより、高度なサブドメインの自動化と展開機能が有効になり、サイトでwwwのようなサブドメインだけでなくApexドメインにもCDNが使用されるようになります
CDNとは
せっかくなので、CDNについておさらいしてみました。 CDN = Contents Delivery Network
webサーバーの仕組み
日本の企業のデータが、日本にあるサーバに存在している場合
- 日本からのアクセスされると -> 表示早い
- アメリカからのアクセスされると -> 表示遅い
今回はざっくりと理解するために、単純に距離的な問題として考えてみます。
こいつを早くするためには、
- 日本からアクセスされたら -> 日本のサーバーのデータを表示 = 表示早い
- アメリカからアクセスされたら -> アメリカのサーバーのデータを表示= 表示早い
つまり、世界中のサーバーに同じデータを置いて、アクセス元に近いサーバから、ユーザーへデータを提供するサービス ということです。
これがCDNの基本的な考え方です。
Netlify DNSの設定は超簡単
設定は画面に従って操作をしていくだけで、ごく簡単にできました。 Netlify DNSの画面で発行されたネームサーバー名が表示されます。
ムームードメインの「弊社サービス以外のネームサーバ」を設定します。 表示されたネームサーバーを順にコピペしていくだけです。
もちろん、無料のSSLもやっておきます
Let’s Encryptを利用した、無料のSSL設定もボタン一つでOKです。
Let’s Encryptは期限があり、手作業だと自分で更新をしていかなければいけませんが、その辺りの更新などを全部Netlifyがいい感じにやってくれます。 自動で更新してくれるので放置でOKという訳ですね。
設定完了までは時間がかかっていましたが、翌日の朝見たら無事に完了していました。